「農民」記事データベース20021021-559-12

旬の味


 「本気になることのすばらしさ」をテーマにおしゃべりをします▼何年か前、「夢の島のまつり」に参加することになり、参加者が増えず、困っていました。夜遅く私の家に来た議員のS氏とT氏。「バスがガラガラなので、Sさんは夜も眠れない」と言うT氏。遅くまで駆けずり回るS氏の本気さが私に伝わり、翌日からトマトの仕事の合間をみて、前に断られた家へ行きました。その結果、十人が参加。S氏の本気さが私を動かし、私の本気さが参加者を増やす力に▼昔、育成会の役をしていた頃の話。群馬では暮れになると「上毛がるた」の大会に向けて練習を開始する。途中から私も本気になり、子どもたちと向き合いました。ある朝、学校の前を通った時、先生でもない私に帽子をとってあいさつをします。相手の行動は、自分が本気になったかどうかの鏡ではないか▼本気になれば、こちらの熱意が感動として伝わります。全国の仲間たちへ! いまこそ農と食、地方政治を守るために本気でまわりの人たちに働きかけようではありませんか。

(君)

(新聞「農民」2002.10.21付)
ライン

2002年10月

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