兵庫県農民連　淡路オレンジ（2004年7月19日第644号）

「農民」記事データベース20040719-644-10

とってもジューシー

兵庫県農民連　淡路オレンジ

高校文化祭模擬店　今年も完売

　神戸龍谷高校（神戸市中央区）の文化祭が六月十一日に開かれ、ＰＴＡ模擬店で淡路オレンジのしぼりたてジュースを販売しました（写真〈写真はありません〉）。洗って冷やしたものを皮ごとジュースに。今年は、二年目とあって、「なつかしいオレンジの味。去年知ったから今年も」と買い求める保護者も。「輸入ものは農薬でベトベトなので、皮は厚くむいている」「グレープフルーツは買う気はしないけどこれなら」と会話もはずみます。

　「市販のオレンジジュースはあかんよ、これが本物の味よ」と生徒に話しながら販売したところ「おいしい」と好評。三個入りの販売も行い、百キロを売り切りました。

　箱で買いたいという保護者の方もいて、後日、六箱を販売。ＰＴＡの副会長さんからは、「これはいいよ。絶対、来年もやりましょう」との約束ももらうことができました。

（兵庫県農民連　辻本悦子）

淡路オレンジ

輸入に負けない夏場の国産柑橘

　淡路島で三百年の歴史を持つ淡路オレンジは、輸入で絶滅の危機にありましたが、三年前から農家と力を合わせ、兵庫県農民連が保存運動に取り組んでいます。「鳴門みかん」とも呼ばれ、輸入オレンジに負けない夏場の柑橘として魅力があります。八月初旬まで、ジューシーな国産オレンジとして出荷可能。10キロ1500円、5キロ1000円で送料別。申し込みは、兵庫農民連産直センター「淡路オレンジ」係、電話078（914）3491　ＦＡＸ078（914）3499

（新聞「農民」2004.7.19付）