「農民」記事データベース20040726-645-11

民医連「青年ジャンボリー」

医療青年が田植え体験

奈良


農業や自然を感じられた 秋の刈り取りが楽しみです

 病院や福祉施設などで働く青年約二十人が六月二十日、御所市で農業を営む奈良農民連の中垣義彦会長の田んぼで「田植え体験」をしました(写真〈写真はありません〉)。

 これは、奈良民医連(奈良民主医療機関連合会)の病院などで働く青年職員の集まり、「ジャンボリー」が企画したもの。当日、台風が心配でしたが、作業のしやすい天候に恵まれました。

 初めてなのに農家のようにテキパキとズンズン進んで植える人、虫や生き物を見つけてはじっと見つめる人などなど、それぞれ楽しみながら植えていきます。最初はなかなか田んぼに足を踏み出せない人もいましたが、「苗ちょうだ〜い」「そっち、ゆがんでるで〜」の声が飛び交うようになり、二時間かけて五アールの田んぼを手植えし終わりました。

 参加者は、「自分の足で自然や農業を感じることができた」「自分で植えた苗だから、収穫が楽しみ」と、本当に意味のある「田植え体験」だった様子。秋に「ジャンボリー米」を口にする青年たちの顔が、とても楽しみです。

(奈良農民連 小西徹男)

(新聞「農民」2004.7.26付)
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2004年7月

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