2007年3月


2007年3月26日(第773号)

スペースマーク “農協ぐるみ選挙”すぐやめよ山田後援会の活動中止せよ
7月の参議院選挙に、全国農協中央会(全中)の前専務理事、山田俊男氏が、自民党の公認候補として立候補を予定しています。現場ではいま、同氏の後援会への加入や会費納入などを、事実上の業務命令で農協職員に強制したり、生産組合長を通じて組合員農家に後援会への加入を取りまとめさせるなどの動きが、全国で広がっています。
スペースマーク 庶民大増税やめろ
3月13日、全国で約600カ所、20万人余が参加して「重税反対全国統一行動」が取り組まれました。農民連も元気にデモ行進をして、税務署に申告書を提出しました。
スペースマーク 許さぬ!運動さらに大きく
「憲法を論議する国会が、こんなに国民を愚弄(ぐろう)した運営でいいのか」――改憲手続き法案の紛糾が続く衆院憲法調査特別委員会は、3月15日午前、自民党の中山太郎委員長の職権で委員会を開き、公聴会の開催日(3月22日)を強行採決しました。公聴会は同法採決の前提となるものです。
スペースマーク 食糧主権国際フォーラムに参加して
マリ共和国は、世界で最も貧困率の高い地帯にあります。私たちは近代的な竪穴式住居を思わせる「宿舎」で寝泊まりし、会議に参加しました。
スペースマーク 農のこころ
畑打の老いたる顔の出揃いぬ
スペースマーク フーデックス・ジャパン 今年は…
国内・世界の食品・飲料品を展示する「フーデックス・ジャパン・2007」が3月13日から16日まで、千葉・幕張メッセで開かれました。
スペースマーク 国際穀物情勢 06年が激変の始まり?
WTO交渉がなかば「凍結」し、二国間・地域間でのFTA(自由貿易協定)やEPA(経済連携協定)交渉が主流となった2006年。その一方で、世界農産物市場に激変が始まる年ともなりました。
スペースマーク なぜ「県域JA」なのか
大分県農民連は3月1日、JA大分中央会・会長と大分県知事あてに、「県域JA」計画にたいする公開質問状を提出しました。これには、阿部浩三会長はじめ役員と下郷農協理事の相良貞一さんら5人が参加しました。
スペースマーク 子どもからお年寄りまで安心して暮らせる区政を
東京都中央区長選(4月15日告示、22日投票)に、農民連本部で2006年まで勤務していた佐藤龍雄さん(69)=革新・無所属、中央区革新都・区政の会推薦=が立候補します。佐藤さんに立候補にあたっての決意を聞きました。
スペースマーク 学校給食と地産地消を考える
埼玉農民連の春日部支部(代表・白石一夫)は2月28日、「学校給食と地産地消を考える」と題した農業講習会を開催。市議会の内田勝康副議長と市農業委員会の石島忠夫会長が激励のあいさつを述べ、35人が参加しました。
スペースマーク 食べものに薬効あり
簡単なのに、案外「食べたことないわ」というのが、「セロリのキンピラ」。輪切りにしたトウガラシとせん切りにしたセロリをゴマ油で炒(いた)め、砂糖としょうゆで味をつけます。最後にセロリの葉を入れて軽く炒めてでき上がり。
スペースマーク 旬の味
ナシの開花を待つこの季節、数年前から海外に出かけるようになった。これは1年間の労働への贈り物

2007年3月19日(第772号)

スペースマーク “食糧主権”宣言の国マリ共和国で国際フォーラム
「食糧主権をグローバル化しよう」――。食糧主権国際フォーラム(ニエレニ・フォーラム)が2月23日から27日にかけて、西アフリカのマリで開催。世界80カ国以上から500人を超える人々が集い、日本からも10人が参加しました。
スペースマーク 乳価下落、飼料高騰に対策を加工乳補給金上げ数量は減らす
農民連と畜産農民全国協議会は3月1日、農水省で、輸入飼料高騰や乳価下落への対策を実施し、日本の畜産を守るよう要請を行いました。北海道から5人、茨城県から2人が参加するなど、畜産農家の切実な声を伝えました。
スペースマーク 農のこころ
畦焼いて農の炎を高くせし
スペースマーク 税金相談会を開き 一気に新しい仲間13人ふやしました
島根・瑞穂農民連の税金計算会で、十三人の新しい仲間が増えました。
スペースマーク 100人も参加、強い関心大分県農民連が大会
岩手・奥州市にある胆沢町農民組合は3月4日、全国連事務局長の笹渡義夫さんを講師に、学習会「品目横断的経営安定対策のねらいと対応策」を開き、組合員のほか集落の転作組合長や営農組合長など、100人が参加。熱心に資料を見ながらメモを取るなど、関心の高さが示された催しになりました。
スペースマーク 改憲ストップ! 格差社会ノー!野菜栽培の研修会を開きました
改憲手続き法案がヤマ場をむかえた3月8日夜、東京・九段会館で「改憲ストップ!格差社会ノー!いま、輝かせよう日本国憲法」を掲げて、国際女性デーの中央集会が開かれました。
スペースマーク 改憲手続き法案〈下〉そのカラクリと“毒”
――与党と民主党の間で、修正の話が進んでいると報道されていますが。
スペースマーク “食糧主権の大波起こそう”世界的な広がり実感(1/2)(2/2)
坂口 印象に残ったのはトルコの発言。首都のイスタンブールで農民とともに産直グループを組織しているメンバーが参加していて、食糧主権や産直をテーマにサラギ氏などを呼んで9月にシンポジウムを開くという。日本からも来ないかと誘われた。日本の実践がいろいろなところで広がっていると感じた。
スペースマーク 読者からのお便り
私を励ましてくれる新聞「農民」/野菜の廃棄は農家のエゴではない/ひどい格差社会 サァ声あげよう/とっても楽しい「農のこころ」/少ない積雪で水不足が心配です/農と食を支える人になれたら…
スペースマーク 本の紹介/伊藤千尋著『勇気の源はなんですか?』
女性部の総会でジャーナリストの伊藤千尋さんの「くらしに生かす憲法」という講演を聞き、さっそく講演内容をブックレットにした『勇気の源(みなもと)はなんですか?』を読みました。まさに「目からウロコ」。職場の人たちにも読んでもらいたいと、すすめて歩いています。
スペースマーク 食べものに薬効あり
私が野菜の効用に驚いたのは、ニンジンジュースを飲みはじめてから。もう15年も前のことですが、息子の鼻血が止まる、娘のノドの腫れがひく、私の手足が温かくなるなどの経験をしました。友人にすすめると、視力が回復した、便通がよくなった、疲れなくなった、肌がきれいになった、コレステロール値が正常になったなど、びっくりするような効果が。
スペースマーク この人
農民連青年部総会で選ばれた最年少の新幹事 星 智也さん(21)
スペースマーク 生産者の顔が見える米産直を注文もらい感謝でいっぱい
愛知新婦人主催の「新春のつどい」が名古屋市で開かれ、“生産者の顔が見える米産直を”と、山形の米生産者6人が参加して交流しました。「つどい」のあと、米を届けている新婦人の支部や班を訪問。米をめぐる状況や山形の話をして、「とても熱心で農業にかける熱意が伝わってきた」など、大歓迎されました。
スペースマーク 有害廃棄物の関税撤廃見直しを
タイからの報道によると、タイ国経済社会顧問評議会は2月6日、日本とのEPA(経済連携協定)の問題点を検証し、このなかで、有害廃棄物の関税撤廃を見直すよう提言しました。また、タイの環境NGO・グリーンピースは、「タイを日本のゴミ箱にするな」と訴えています。
スペースマーク 演劇 /劇作家・別役実祭り
東京・六本木の俳優座劇場で開かれる「別役実祭り」。日本を代表する劇作家・別役実の新作と70年代の名作2本を一挙上演します。別役実はことし70歳、すでに130作に及ぶ戯曲を発表。不条理な世界をはじめ、時代や社会に対し独特な切り口で表現される作品は、高い人気を集めてきました。
スペースマーク 移転断固反対、食を守れ
東京・築地市場(中央区)の青果や鮮魚の仲卸業者らは3月7日、基準値を超えるベンゼン、ヒ素などの発がん物質に汚染された豊洲(江東区)への市場移転に反対するデモ行進を都内で行い、消費者など1500人が参加。中央区長選に立候補する元農民連本部の佐藤龍雄さんもデモの先頭に立ちました。
スペースマーク ひな飾りつくったょ憲法は日本の宝
3月3日は「ひな祭り」。寒かった冬も終わり、だんだん春の日差しになってくる季節です。
スペースマーク 旬の味
各地で春の祭りやイベントが催されている。先日、農業センターの梅祭りに出店したが、3月というのに暑いくらいの日和に、多くの人がアイスクリームをほおばっていた

2007年3月12日(第771号)

スペースマーク 改憲手続き法案〈上〉そのカラクリと“毒”改憲手続き法案許さない3・2大集会
安倍首相は「憲法改正」を7月の参議院選挙の争点にすると公言し、自民・公明の与党は、「憲法記念日の5月3日までに改憲手続き法案を成立させる」「野党が応じなければ、単独でも採決する」などと言っており、きわめて緊迫しています。改憲手続き法案のねらいや背景などについて、自由法曹団・団長の坂本修弁護士(74)に聞きました。
スペースマーク 輸入全面ストップを
国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会(全国食健連)、農民連、畜産農民全国協議会(畜全協)は2月23日、アメリカ産牛肉から月齢21カ月以上の輸入条件違反牛肉が見つかった問題で農水省に緊急要請を行いました。
スペースマーク “三十数万円も還付された”気象事業の整備拡充ぜひ
私の住んでいる八木町では、一昨年11月に農民組合を結成して、産直米や野菜出荷してきましたが、今年から税金相談会に取り組むことを決め、新年早々から6つの重点地域で府連の応援をもらいながら開催してきました。
スペースマーク 農のこころ
種袋振ればよろこぶ種の数
スペースマーク 群馬コンニャク農家ピンチ
群馬県は、全国一のコンニャクイモ生産県。2002年度の全国生産量約7万トンのうち、その九割、6万3千トンを生産しています。ところがいま、WTO協定の影響で、高い関税率(990%)が撤廃され、外国からの大量輸入で価格が暴落するのではないかと、大きな問題になっています。
スペースマーク 開けてビックリ!
対オーストラリアFTA(自由貿易協定)交渉の開始で、日本農業や地域経済への影響が心配されています。日本よりも一歩早く対豪FTA協定が、05年1月に発効したタイでの結果が注目されます。
スペースマーク “米軍機は百里に来るな”生くべくんば 死すべくんば
平和への願いを込めて、「百里初午(はつうま)祭り」が2月1日、茨城・小美玉市(旧小川町)の百里基地平和公園で開催されました。今年は、沖縄の米軍機が百里基地に訓練移転が予想されるという緊迫した状況の中、“米軍機は百里に来るな”とアピールする集会となりました。
スペースマーク みんなで楽しくみそ仕込み18年産米を冷蔵庫入れ
広島大豆トラストは、東広島市黒瀬町でみそ仕込みを行いました。種まき以来、天候に恵まれず、久々の会員参加の作業となりました。
スペースマーク 自分は一人じゃないんだ!ジャガイモ種芋 今年も植え付け
はじめに「みなさんはこれから、どんな農業に取り組みますか?」と、問いかけた白石さんは、大学卒業後、スーパーに勤め農産コーナーを担当。新鮮な野菜を仕入れるため、地元の農家へ何度も足を運び、「輸入野菜よりも、やっぱり地元だね」と大きな反響を得て、仕事に楽しさを感じていました。
スペースマーク 旬の味
3月に入っても暖冬は続いている。岩手・盛岡ではこの冬、真冬日が1日もなかった。盛岡地方気象台の話では、1924年(大正13年)に観測をはじめて以来のことだという

2007年3月5日(第770号)

スペースマーク 穀物高騰
トウモロコシ、大豆、小麦などの穀物が高騰しています。代替エネルギー源としての需要増が主な要因の一つと考えられます。私たちの食卓にも影響を与えかねない穀物急騰の背後で何が起きているのか…。
スペースマーク 食健連・農民連・畜全協が農水省交渉食品分析センター募金者氏名
食健連(国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会)、農民連、畜産農民全国協議会は2月16日、日豪FTA(自由貿易協定)、鳥インフルエンザ問題で農水省と交渉。食健連の構成団体や全農協労連の地方組織などから参加して現地の声や要望を伝えました。
スペースマーク 農のこころ
農の納屋真っ先叩き春一番
スペースマーク 確定申告に向け 各地で税金相談会
福島 計算し直し違いに驚き/島根 役場・農協と全然違う/新潟 地域外、会員以外も参加/茨城 青年が参加し学習会/福井 県独自の経営安定策を
スペースマーク 現在地での再整備を
「都民の台所、築地市場の豊洲移転はやめよ」と2月11日、都内で「築地市場の豊洲移転を考えるシンポジウム」が開かれました。主催は、日本環境学会、日本科学者会議公害環境問題研究委員会。
スペースマーク 手取りふえたは“ぬか喜び”
今年分から、国から地方への「税源移譲」で所得税率と住民税率が変わります。所得税率が4段階から6段階になり、低所得層は低く高所得層は高くなっているので、これだけ見ると本当に「改正」されたように見えます。源泉徴収されているサラリーマンのなかには、1月の給与手取り分が増えて喜んでいる人もいるでしょう。
スペースマーク 日比EPAによる看護士受け入れ
日本とフィリピンとの間でEPA(経済連携協定)が合意されました。以前から「看護師の足りない分をフィリピンから補う計画がある」と聞いていました。「言葉がわからないのにどうするのか? 日本語をマスターして来るのだろうか?」と疑問に思っていました。
スペースマーク “アッハッハッハ〜”3回笑って食べました
「なぁんかおもしろい。なぁんか魅力的。なんでも話せていろんなことが聞ける女性部だよ」との呼びかけに、普段着で気取らず、自分たちのやりたいことや要求を実践している岩手県女性部を訪問。2月17、18日、総会と2回目になる加工交流会に参加しました。
スペースマーク コレ な〜んだ?
これ、なんだかご存知ですか? 鹿児島、宮崎の特産「あくまき」です。
スペースマーク この人
1月の農民連定期大会に参加し、農業研修から得た農業への、ありのままの思いを発言しました。
スペースマーク 旬の味
旅先のテレビから、トラクターでキャベツやダイコンを畑にすき込むシーンが流れていた。「もったいない」という文字、そしてこの廃棄補てんに国民の税金が何億円も使われているという言葉。むらむらと怒りがこみ上げてきた
ライン

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