「農民」記事データベース20091026-898-08

ふるさと産直みほん市2009

11月17日(火)午前10時半〜午後4時
日本列島3000キロ
産地がまるごとやってくる!
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東京都大田区・産業プラザ大展示ホール

関連/日本列島3000キロ産地がまるごとやってくる!(1/4)
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「動く」時代にこそふさわしい「見本市」に

「産直見本市2009」実行委員長  根本 敬(さとし)さんの訴え

画像 いま、時代は大きく動こうとしています。この「動く」時代にこそ、私たちの運動の真価が問われるのです。そして、私たちがその主体者となる「大いなる志」が求められます。

 「2009産直見本市」は、その気概と志を示す絶好の機会です。今回のテーマ「産地がまるごとやってくる」に込めた思いは、農民連設立20年、日本の農業と食料を守るために地域で粘り強く運動を展開してきた農民連の姿そのものを示そうということと、変わる時代への私たちの農を通じてのメッセージを示すことにあります。

 産直事業で農民連を牽引(けんいん)してきた組織にとって、従来の「事業」の進め方では未来は切り開けないという思いを持っていることでしょう。そして、産直の事業を組み立てることができないでいる組織もなんとかできないものかという思いを持っていることでしょう。

 企業や業界団体が開催する「見本市」は、まだ、商品として販売はしないが、「私たちはこういう商品開発を進めています」という未来を示す催しになっています。今ある商品を紹介して事業につなげてゆくことも必須のことですが、「こういう商品」を「こういう形」で事業につなげたいという「志」をぜひ見本市に出してください。

2007年11月にひらかれた大見本市は大盛況でした

 そのためには、自分の組織だけ見ていては「発想」も「発見」も生まれてこないでしょう。県段階や地域段階で話し合って、地域をくまなく見つめ、地域でがんばっている生産組織や農協、自治体、食品加工会社、旅館などにこの「見本市」の内容を伝え協力を求めましょう。その取り組みと努力が、必ず新しい事業の転換を切り開くことになります。


主催: 産直見本市2009実行委員会
農民連ふるさとネットワーク
農民運動全国連合会
日本販売農業協同組合連合会
後援: 農林水産省
東京都及び大田区(予定)
自治体間題研究所
協賛: 農業・農協問題研究所(予定)
全国食健連(国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会)

(新聞「農民」2009.10.26付)
ライン

2009年10月

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