ふるさと産直みほん市2009
11月17日(火)午前10時半〜午後4時
日本列島3000キロ
産地がまるごとやってくる!
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東京都大田区・産業プラザ大展示ホール
関連/日本列島3000キロ産地がまるごとやってくる!(1/4)
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広がる期待と協賛の声
長くお付き合いできれば
モリモト有機農産 栁井 里日(さとひ)さん
世の中の動きとともに、食に求められることが大きく変わることを肌で感じています。近年は、「食の安全・安心・おいしさ」、そして「信頼」。弊社が13年前より一つ一つ積み上げてきたこと。“流行や時代は繰り返す”といいますが、食に関してこの流れは、繰り返すことなく、つなげていかなければなりません。
弊社は、農家さんとお客様をつなぐパイプ役です。弊社が農家さんと取り組みさせていただくなかで大切にしていることは、1反当たりの収穫量から適正な価格でお取引させていただくことが、安定した供給量と信頼を築き、長いお付き合いをさせていただけることです。そうすることによって、末端でご使用いただけるお客様にも安定したお取引を続けることができます。
価格だけの競争ではなく、野菜たちの物語性を末端のお客様に伝え、日本の野菜たち・自給物が、確実な前進の一歩を農家さんとともに協力しながら築いていきたいです。
今回、このような機会をお声かけいただきまして、とてもうれしく思います。また、いつも、安定した野菜の供給をありがとうございます。この場をお借りして御礼申し上げます。どうぞ、今後ともよろしくお願いいたします。
子どもたちによりよい「食」を
東京・品川区立鈴ヶ森小学校栄養士 中村 澄江さん
私の学校では、毎日の給食を楽しみにして、献立表を見ながら登校している児童が少なくありません。言うまでもなく、成長期の子どもたちに栄養のバランスの取れた給食を食べてもらうことは、とても大切なことです。
そしてこの時期に、より良い食生活についての知識も身につけてほしいと考えて、「給食だより」などの印刷物のほか、教室に入って直接TT(チーム・ティーチング)授業をする試みや、家庭との連携を考えて、保護者を対象とした給食試食会も随時行っています。
また幼少期に身についた味覚は大切なので、限られた予算の中で、安全に配慮しながら「旬の味」「本物の味」を知ってもらうため、食材の購入にも工夫しています。
今回の産直見本市は、このような私たちの努力をサポートしてくれる企画であると考え、私自身も積極的に応援、参加していきたいと思っています。
豊かな農産物にびっくり
教育評論家 三上 満さん
今年も開かれるふるさとネットワークの産直見本市。ほんとうに壮観です。北は北海道から南は沖縄まで、日本にはこんなにも豊かな農産物、海産物が作り出されているのかとびっくりさせられます。米、野菜、穀物類だけでなく、ハムやしょう油など加工品にいたるまで、生産者の顔が見えるおいしくて安全な食べ物が、広い会場いっぱいに並びます。
政府の農業切り捨ての農政に対して、「作ってこそ農民!」と、食糧主権の確立に挑む現代の“地人”たちの心意気が溢(あふ)れています。生産者と語らうも良し、とにかく楽しい見本市です。ぜひ、みなさん誘い合ってご参加を!
(新聞「農民」2009.10.26付)
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