「農民」記事データベース20131209-1097-09

日本列島3000キロ
産地がまるごとやってきた

復興支援
産直みほん市2013
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町おこし貢献、伝統の特産品・加工品
農家のこだわりが輝く

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 11月27日に開かれた「ふるさと産直みほん市」の出展者と来場者の声を紹介します。


 活気ある農業が安全のベースに

  きんまる星醤油株式会社 落合康二さん

 農民連の大豆でしょうゆを作って10年以上になりました。農民連大豆のほかに、輸入大豆でも作っていますが、近年は国際価格が上がって生産経費を押し上げています。でも小売り価格への転嫁は難しいのが現状です。

 この「みほん市」は、全国から集まっていて、すごい活気があって、こちらが元気をもらいました。私たちも安全な材料を使って、いいものを作っていきたいと思っています。こういう活気ある農業が、食べものの安全や安心のベースになるのだと思いました。

 自信と誇りもち食を守っている

  JAL(日本航空)不当解雇撤回裁判原告団 今村久代さん、熊谷朋子さん、倉町公爾さん

 福島はいろいろな取り組みをしていると感じました。各ブースを回っていると、「解雇撤回までがんばって」「これ、持っていって」など声をかけられ、パワーをもらいました。みなさんが自信と誇りをもって、食の安全を守っていると感じました。

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福島のブースを訪れ、談笑するJAL原告団のみなさん

 交流への参加が意識を変える

  大田民主商工会 奥島清二会長

 出身が秋田なので、東北地方のブースが懐かしかったです。各産地でいいものを取り扱っていて頼もしいですね。もし販売してくれていたら、たくさん買っていたでしょう。福島・浜通りや岩手・三陸沖などの被災地のがんばりに応えたい。こうした交流への参加を通して、意識が変わってくると思います。

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特産のお茶やみかんをアピールする静岡のブース

 エサ1つで卵の味が変わるって

  東京中央卸売市場労働組合 中澤誠さん

 ひたち野農協が、米を飼料にした卵とトウモロコシを飼料にした卵の食べ比べをしていましたが、エサ一つであんなに味が変わるのかとびっくりしました。じつは築地市場の一番の名物は、玉子焼きなんですよ。この「みほん市」のような宣伝する場は大切で、築地市場にも農民連の農産物の良さが伝わるといいなと思いました。

(新聞「農民」2013.12.9付)
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2013年12月

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