ODA開発事業アフリカ・モザンビーク
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土地を守るために小農が団結
モザンビーク・ナンプーラ州農民連合代表
コスタ・エステバンさん
小規模農民の声を受け入れ、事業が中止になったことに感謝しています。約8年間の長いたたかいは大きな挑戦でした。私たちのたたかいで守り抜いた土地で生産を続け、さらに生産を拡大していきたいと思います。私たちが勝利できたのは、全員で団結してたたかったからです。推進側が私たちの運動を分断させようとしましたが、小農の団結力で跳ね返してきました。この団結の力は、土地を守りたいという強い動機があったからこそです。農民は土地を通して生きています。それを奪われるというのは死を意味します。
プロサバンナは中止になりましたが、今後もさまざまな投資プロジェクトは続くでしょう。私たちの土地の権利を守るために、たたかいの手を緩めず、団結を守っていきたい。日本や他国の仲間たちと連帯して、たたかい続けます。
訂正 8月10、17日付3面「申請しよう持続化給付金」の記事で、本文6段目14行目からの江藤農水大臣答弁は青山大人議員(国民民主党)の質問に対する答弁でした。14行目に「青山大人議員(国民民主党)に対して」を追加します。
(新聞「農民」2020.9.21付)