「岸田内閣は退陣を」と訴える参加者

　総がかり行動実行委員会は３月１９日、「とり戻そう！憲法を生かす政治、国会議員会館前行動」を行い、１３００人が参加しました。２０１５年９月１９日に安保法制が強行され、それ以降行ってきた１９日行動は１００回目を迎えました。

　総がかり行動実行委員会の藤本泰成共同代表が主催者あいさつ。「政府は歴史から学ばず、戦争する国づくり、そのための法案づくりを進めている。これら政府の策動を止めるためここに立ち続けよう」と訴えました。

　止めよう！「辺野古埋立て」国会包囲実行委員会の野平晋作さんは、「沖縄の民意を無視し辺野古埋め立ての代執行が強行されたが、戦後、銃剣とブルドーザーで米軍基地が造られたことと同じだ」と批判しました。

　日韓連帯プラットフォームのキム・ソンジェさんは、宮古神社や靖国神社へ自衛官が集団参拝している問題について述べ、「聖戦偶像崇拝であり、政教分離を無視した行為だ」と訴えました。

　秘密保護法対策弁護団の海渡雄一弁護士は、「経済秘密保護法に反対し廃案を求める。どういうことが秘密か書かれておらず、適用が拡大される可能性がある」と問題点を指摘しました。

　立憲民主党、日本共産党、社民党の国会議員があいさつ。沖縄の風の議員と韓国１９日行動からのメッセージが紹介されました。