自民党青年局の懇親会、ロケット打ち上げ失敗など、連日ニュースを騒がせている和歌山ですが、県として学校給食費無償化に向けた予算案が出されました▼「昨年の交渉ではよい返事が聞けなかったのに町長が無償を決めた」「郡内全市町で無償化が決まった」など、明るいニュースが届いています。対象はすでに無償化を行っている自治体で、半額を補助し、１０月のスタートになります▼一方で「無償化になったことで食材費の上限が下がり、産直米を買えなくなった」という例もあり、すでに食材費、光熱費の高騰で起こっている給食の質・量の低下が、今回の無償化で解決に向かうのか？▼本来、国として教育費を無償とする一環で給食費も無償とされるべきところ、物価高騰のあおりを受けて安心安全から離れてしまっている事態には、さらにもう一歩運動を進めなければと考えています▼そして有機食材への転換、導入へ。給食のみならず私たちの健康を守るためにも価格や供給量の解決を求めていきましょう。（澄）