亀井亜紀子議員(立憲民主党)が迫る 農家の所得補償を 米の備蓄を増やせ(2025年02月10日 第1637号)
備蓄米の放出を

石破首相に「農家への所得補償を」と迫る亀井議員
1月27日に行われた衆議院本会議の各党代表質問で、立憲民主党の亀井亜紀子議員は、備蓄米の放出を石破首相に迫りました。亀井議員のコメントを紹介します。
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国会での質問に対して、石破首相の答弁は、心に響かず、中身のないものだったと思います。むしろねらいは小規模農家をなくし、農地を集約することではないかと疑っています。
備蓄米放出については、恩恵を受けるのが、一部の大手卸業者と中・外食業者だけということがあってはなりません。それが農家にとって所得の向上につながり、町の米屋さんに売る米が行きわたり、消費者が適正な価格で購入できるものでなければなりません。
私は質問で、農家が農業で生計がたてられるよう所得補償の導入を強調しました。天候不順など環境の変化や不測の事態に備えて、主食の米を増産し、備蓄量をもっと増やすことも必要だと思います。食料自給率向上を求めて引き続き、農家の声を届けてまいります。