活動交流ミニニュース 農家が“困った”ときは農民連 「ここは農家の悩みを受け止めてくれる」 宮崎県農民連(2025年03月31日 第1644号)
宮崎県農民連では、1月の定期大会後、会員12人、新聞「農民」12部拡大の成果をあげています。税金の勉強会に参加している人からの紹介で仲間を増やしています。
酪農家の82歳の会員が、高齢で廃業することなり、最後の申告を娘さんが引き受けました。娘さんは県連事務所で、農家向け節税テクニックを学び、税金以外にもたくさんの取り組みをしていることを初めて知ります。「ここに相談すれば農業の悩みは全部受け止めて、寄り添ってくれる」と職場の兼業農家の方に農民連を紹介。後日、勉強会に参加し入会しました。
「あそこなら相談に乗ってくれる」
ある森林組合の林家は、作業器具が還付される制度が複雑で、これまでに数人が農民連で申告方法を学んできました。「特殊な手続きで役場に相談したが取り合ってもらえなかった」と話す2人に、森林組合の先輩から「農民連に相談したらいいよ」と紹介され、入会しました。
昨年、県連が取り組んだ「知り合いを紹介してください」はがき運動で加入した方の記帳会が始まっています。その中からも、知人に「あそこに行けば確定申告のことがよくわかるよ」と紹介し、兼業農家が入会しています。