小麦づくりに５年間携わってきましたが、今年初めて「播（は）種前契約」の手続きをお手伝いさせていただきました▼昨年は学校給食以外にも販路が広がり、障害者施設に小麦粉を卸されている法人に、来年分の購入を問い合わせたところ、「コロナや紛争でいつ輸入が止まるかわからない中で、地元で原材料を確保しておけるのはありがたい」と歓迎の言葉が返ってきて感動▼「事業所としては原材料費高騰ということにはなるけれども、引き続き働きかけていこうということになったから私たちも頑張ります」と、大変励まされました▼３月初めに、施設で実際にパンを作られている職員さんを対象にした、いまの日本の農業の危機をテーマにした講演会のなかで、給食スマイルプロジェクトの活動を紹介する機会をいただき、「大事に育てたかわいい小麦たちです。よろしくお願いします」とお伝えしました。その後注文が入り始めていることも報告いただき安堵（ど）。新たなスマイルに続くように春の草ひきも頑張ります。（澄）