農のこころ 代掻き代行傘寿の夫(つま)の未だ若手 太田 幸代(2025年06月02日 第1652号)
俳誌『しなの』から。五月下旬は水田地帯の代掻きと田植えの最中である。代掻き、田植え作業は大型機械化で機械を持てない農家は、耕作組合や運転作業に熟達した者に委託するしか営農を維持できない。農作業に携わるのはどこでも高齢者ばかり。八十歳の傘寿と云えど、夫は「未だ若手」と、信頼の担い手だ。
俳誌『しなの』から。五月下旬は水田地帯の代掻きと田植えの最中である。代掻き、田植え作業は大型機械化で機械を持てない農家は、耕作組合や運転作業に熟達した者に委託するしか営農を維持できない。農作業に携わるのはどこでも高齢者ばかり。八十歳の傘寿と云えど、夫は「未だ若手」と、信頼の担い手だ。