東北農民運動交流会in山形 東北大学・冬木教授が米問題で講演(2025年12月15日 第1679号)
6県の多彩な経験を交流
各県の取り組みを交流しました
11月26、27の両日、山形県寒河江(さがえ)市で、第41回東北農民運動交流集会を開催しました。宿泊学習には90人、1日目の学習には約30人が参加しました。開会式典では山形県知事(代理)、寒河江市長からあいさつがありました。
1日目の学習では、東北大大学院の冬木勝仁教授を講師に迎え、「日本人は食料を食べ続けることができるか」を演題に、講演していただきました。令和の米騒動の要因、今後の米価、生産に対する国の考えなどを解説し、米の適正価格を実現し、安定供給には国がコントロールし、必要な政策をとることが重要だと話しました。
講演後、6県の代表でパネルディスカッションを行い、各県の取り組み・課題について話し合いました。
青森県連からは、雪害などによる減収で若者の流出に歯止めがかからない問題点が出され、秋田県連は、令和の百姓一揆に取り組みや、あきたこまちを守る運動を紹介しました。
岩手県連は、担い手確保と、主食米、加工トマト、飼料米の取り組みを報告し、宮城県連からは、後継者難に苦しむ畜産の問題、給食用パンの地元産小麦使用について語りました。
福島県連は、農業後継者育成で、須賀川で安達地方農民連の青年が認定農業者となったことや、中山間地でワークショップを実施したことを発言しました。山形県連は、学校給食の無償化の課題や、消費者との良い関係を築き、安定した価格で実施する産直への期待を述べました。
パネルディスカッション後、全国連の長谷川敏郎会長から、全国の取り組みや課題についてお話しいただきました。
2日目は、税金・農政・産直・青年の4分科会に分かれて、各県の取り組み・課題を出し合い率直に意見交換しました。
最後に、東北農団連総会を行い、次期事務局県の秋田県連が秋田での再会を呼びかけ、終了しました。
(山形県農民連事務局長 山川隆)

