PFAS問題を考える学習会 土壌汚染が不安 住民運動広げよう(2026年05月04・11日 第1698号)
石川
PFASについて学習しました
石川県農民連も参加する「PFAS(ピーファス)問題を考える会」が4月19日、白山市で学習会を開き80人が参加しました。
きっかけは、白山市の印刷インキ製造販売大手DIC北陸工場の敷地で基準値を超えるPFASの汚染が発覚。井戸・生活水汚染を懸念する住民や市民団体が「考える会」を結成し、学習会が開かれました。
講演は、京都大学の小泉昭夫名誉教授と大阪PFAS汚染と健康を考える会の長瀬文雄さんが行いました。
小泉名誉教授は、「日本は世界に比べてPFASの規制基準が甘く、汚染は河川を伝い急速に広がっている。PFASは発がん性や胎児など人体への健康にも悪影響がある」と指摘し、「問題は、一企業の課題だけではなく、社会的構造の問題。地方で住民が運動を起こすことが今とても大事だ」と強調しました。
石川県連の宮岸美則会長は、「井戸水からの検出は、土壌が汚染されていることを示しており、農民にとっても大変な問題。PFAS運動は数年前からで、始まったばかり。問題点を学び、井戸水調査や行政の対応を求めるために、住民運動の一翼を担ってがんばりたい」と語ります。
市民団体が連携 調査と運動を強化
PFAS問題は、米軍や自衛隊施設、工場などが汚染源と見られ、全国的問題となっています。こうした中、各地の市民団体が連携を強めるために「全国連絡会」も立ち上がっています。
農民連も、食品分析センターや全日本民主医療機関連合会などとともに、引き続き運動を強めます。

