戦争できる国づくり許さない 今年の若者憲法集会は6月30日に(2024年05月20日 第1601号)
実行委員会が会見で発表

記者会見で訴える青年部の渡辺事務局長(右)
農民連青年部など運動団体の青年部で構成する若者憲法集会実行委員会は4月18日に、今年の集会開催の発表記者会見を行いました。
青年部からは渡辺信嗣事務局長が参加し、「農業基本法改定に合わせ食料有事立法が提出されており、戦争できる国づくりが進んでいる。戦中戦後を通じて多くの人が飢えに苦しみ、『戦争だけはしてはいけない』と言い残した。再び戦争を起こしてはならない」と集会成功を訴えました。
日本民主青年同盟の西川龍平中央委員長は日米同盟の深化や解釈改憲で憲法9条が危機に直面していることへの危惧を表明。「草の根の力で政治を変える結節点となる集会。青年は戦争を望んでいないし、戦争できる国づくりにもノーを突き付けている。声を上げる青年の姿を取り上げていただきたい」と訴えました。
全商連青年部協議会の達可洋平事務局長は「業者青年の中でも平和への意識は強いです。今はいつ戦争が起こってもおかしくない状態であり、起こさないという意識を強く持つことが必要です。起こさないためには大軍拡を止めなければならない」と話しました。