アイコン 新聞「農民」

インボイス制度の中止・廃止を求める 請願署名 6月上旬メドに国会提出 フリーランスの会 協力を広くよびかけ(2024年05月27日 第1602号)

 「STOP!インボイス」こと、インボイス制度を考えるフリーランスの会では、通常国会閉会前の6月上旬をめどに、インボイス制度の中止・廃止を求める請願(第1次)を国に提出する予定です。
 4月末に、「インボイス制度におけるフリーランス等の7000人実態調査」を行いました。同制度に関する調査としては最大規模となる7000人超の声からは、9割を超える人がインボイス制度の見直し・中止を求めていることがわかりました。
 また、消費税の負担感については、インボイス登録事業者の6割が「負担軽減措置終了後のめどが立たない」「負担が大きく、事業が成り立たなくなりそうだ」と回答しています。制度開始により、危惧していたことが「実害」となって降りかかってきていることは明らかです。
 日本最多となる「インボイス反対オンライン署名」は現在も更新を続け、57万人分を超えました。また、総選挙も控えるなか、「インボイス」を選挙の争点にするためにも、世論喚起が必要です。
 請願署名は、紹介議員を通じて国会に提出します。
 採決の結果、不採択になった場合に、その署名の役割は終わります。しかし、国会で審議されず、あるいは、審議しても結論が出ない(継続審議)場合は、その国会が終わっても積み上げることができます。
 国民が国政に対する要望を直接国会に伝える「請願」は、憲法16条で国民の権利として保障された権利です。
 集まった署名の数だけ、多くの市民が要望していることを伝えられます。周囲の人たちに制度の問題点を伝えて署名活動を広め、政治とメディアに「STOP!インボイス」を訴えましょう。
 多くのみなさんの「広げる力」が必要です。どうぞ、よろしくお願いいたします。
 【請願署名の詳細】オンライン署名済みの方にもご参加いただけます!
 (1)署名用紙を使って署名を集めてください
 (2)集めた署名(1)を、請願署名用紙にある送付先(左)にお送りください。(送料はご負担をお願いします)
 【第1次締め切り】5月31日必着
 【送付先】 〒143―0023、東京都大田区山王2の1の2 大森ステーションBOX7F
 税理士法人東京南部会計STOPインボイス署名係

 署名用紙は次のホームページからダウンロードを。
 https://note.com/stopinvoice/n/nd1b2d7666c63