石川でも田植え交流会(2024年06月03日 第1603号)
石川農民連
能登半島地震の支援活動で準備遅れたが無事終わる

マス目にそって苗を植えました
5月12日、新日本婦人の会石川県本部のみなさんが、石川農民連・宮岸美則会長の田んぼ(白山市)で田植え交流会を行いました。
能登半島地震で田植え準備も遅れていましたが、苗は順調に育っていましたので、田植えの日を迎えることができました。
子ども6人を含めた18人が参加。木枠を転がしてマス目の印を田んぼにつけて、3~4本の苗を植えていきました。田植えが初めての子は、泥の中から足が抜けず転びそうになりながらもだんだん上手になり、1時間ほどで最後までやり遂げることができました。
小・中・高校生の参加者からは来年も参加したい、稲刈りや野菜作りもしてみたいとの感想がありました。
田植え後に「生産者米価が安い状態が続き、肥料や燃料費、諸経費を引くと稲作農家の時給は10円なのです」と話をしました。
国民の大事な主食の米生産が農家の減少で危機になっていることと、国の支援が少なすぎることなどの話で盛り上がりました。