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農基法改定案は徹底審議で採決するな! 国会行動&第6次署名提出行動(2024年06月10日 第1604号)

自給率向上署名を9万6千人分提出

紙議員(中央)に署名を手渡す参加者

 農民連、全国食健連などは5月28日、「農基法改定案は徹底審議で採決するな! 国会行動&第6次署名提出行動」を実施し、参院農水委員会の傍聴と院内集会に終日取り組みました。
 岸田首相が出席した午前中の委員会の傍聴を終えた参加者は、昼の院内集会に参加し、農民連の長谷川敏郎会長は、「答弁に立った岸田首相は、(生産基盤の弱体化に)厳しい危機感をもっていると言いながら、その原因を農地と人口の減少に責任を転嫁している。そんな危機感のない首相と政権に農基法改定を任せることはできない」と批判しました。
 第6次署名提出行動では、累計で9万6021人分の自給率向上署名を、日本共産党の紙智子参院議員ら紹介議員に託しました。
 強行採決後に開催した集会には、法案に反対した立憲民主党の横沢高徳議員と国民民主党の舟山康江議員、日本共産党の紙智子議員がスピーチし、「たたかいはこれから」と決意を固め合いました。