市民と野党の共同の都知事候補・蓮舫さんの勝利で、食と農の危機を打開する政権を実現する流れを加速させよう
2024年6月10日
東京農民運動連合会・会長 武山健二郎
農民運動全国連合会・会長 長谷川敏郎
全国の仲間のみなさん、6月20日告示、7月7日投票でたたかわれる東京都知事選が目前となりました。
自民党の裏金問題に国民の怒りが広がり、内閣支持率が低迷し、「政権交代を」を求める声が多数になっています。いまこそ、日本の政治を変えるときです。裏金にまみれる一方で、物価高には無策、経済停滞の打開策なし、農と食の危機に背を向け、戦争国家づくりに突き進み、軍拡と増税で国民に負担を押しつける自民党政治は、もう終わらせましょう。その流れを強力に推し進める絶好の機会が、東京都知事選挙です。
この間、野党と都民の様々な団体が何度も話し合い、立憲民主党の蓮舫参院議員を市民と野党の共闘候補として擁立することを決定しました。
裏金自民党に頼り頼られる小池百合子知事に退場のレッドカードを突き付け、首都・東京から自民党政治を終わらせるときです。
8年前、小池氏は「反自民」を掲げて当選しましたが、2期8年の小池都政の「反自民」的姿勢は最初の数カ月だけで、その後は自民党にすり寄り、今や完全に自民党政治に先祖返りしました。都民の命と暮らしを切り捨て、大型開発推進など、財界の目先の利益を最優先し、予算も条例も自民党の賛成で成立させてきました。各地の選挙でも、自民党、公明党と頼り頼られる関係です。
高齢者への暮らしの支援、高すぎる国保料(税)への財政支援もせず、引き上げを推進し、PFAS(ピーファス)(人体への害が指摘されている一部の有機フッ素化合物)汚染源の解明、血液検査にも背を向けています。
農業では、農地を防災や避難所に活用することには熱心ですが、がんばっている農家への支援、特産農産物への補助、相続税をはじめとした農地への課税軽減などの要求に背を向けています。この結果、小池都知事が初当選した2016年には1%あった東京の食料自給率は2018年を最後に、ついに0(ゼロ)%となりました。
食料自給率38%の日本で、不測の事態になれば、真っ先に飢えるのは都民です。都民の命を守るために都内での食料増産、学校給食の無償化と地場産の活用、農地を保持するための固定資産税の軽減、肥料や飼料の高騰対策などを推し進める都政への転換は待ったなしです。
全国の仲間のみなさん、東京都知事選で、蓮舫知事を実現し、日本の政治も変える大波を起こそうではありませんか。そのための左記のご支援を強く訴えます。
記
1、東京都にお住まいの会員の知人・友人に蓮舫さんへの支持を広く呼びかけてください。
2、条件のある方は上京して都民に蓮舫さんへの支持を呼びかけてください。
3、都知事選勝利募金にご協力ください。
郵貯払い込み口座
口座 0110―7―108081 東京農民運動連合会
※通信欄に都知事選募金と記入してください。