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有事食料法案を許すな! 農民連全国食健連が緊急国会前行動 

「最後までがんばろう」とコールしました

 農民連と全国食健連は6月11日、国会議員会館前で「許せない! 食料自給率向上の責任を放棄し、有事には生産強制する関連法案は廃案に!緊急国会前行動」を行いました。
 茨城から駆け付けた茨城農民連の岡野忠会長は離農する農家や空き家が農村で増えている現状を示し、「地域がなくなるということは絶対にあってはならない。食と農を守ることは命を守ること。ご一緒に力を合わせよう」と訴えました。
 全農協労連の星野慧さんは、「有事の際の強制作付けは憲法改悪の先取り。地域でも作付け強制をしないよう求める自治体請願の動きも起きている」と紹介しました。
 埼玉食健連の柳重雄会長は、「有事食料法案は、作付け強制など戦時体制づくりのため。平時にはまともに作付け支援をしないでおきながら、有事に強制するのはおかしい」と批判しました。
 農民連の笹渡義夫副会長が「食と農の振興への国民の願いを踏みにじる有事食料法案に最後まで反対しよう」と呼びかけました。