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日米の武器生産の中心に 三菱重工は死の商人になるな

三菱重工株主総会会場前で 日消連など抗議集会

「三菱重工は死の商人にならないで」と訴える参加者

 日本消費者連盟は6月27日、主婦連合会と武器取引反対ネットワーク(NAJAT)とともに、日本の軍需企業最大手である三菱重工業の株主総会の会場前(東京都千代田区)で、武器輸出とミサイル・戦闘機開発に抗議する集会を開きました。
 同社は、安保3文書に基づく大軍拡の中で、4種類もの敵基地攻撃ミサイルを受注し、第三国輸出が認められた次期戦闘機の日英伊共同開発でも主契約企業となりました。加速する日米の武器共同生産でも中心になろうとしています。
 こうした動きに対し、参加者は「人殺しを前提とした商売で株価が上がることで良いのか」「殺傷武器の製造ではなく、平和な社会に役立つ製品でビジネスをしてほしい」「今ならまだ引き返せる」と株主に呼びかけ、「死の商人にならないで」とコールしました。

三菱重工に送るはがきの一例

 引き続き不買運動とはがき作戦を進めていくことを呼びかけています。
 三菱重工と三菱電機に送るはがきのフォーマットは日本消費者連盟のホームページからダウンロードできます。