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秘伝のたれで畑丼 目にも鮮やか花ずし 岩手県女性部 加工交流会(2024年09月30日 第1619号)

 岩手県農民連女性部は9月3日、花巻市で加工交流会を開催しました。

グループに分かれて作業しました

 今年作ったものは、「花ずし」と、しょうが飯と秘伝のたれの「畑丼」です。講師は女性部の大先輩、伊東庚子(みちこ)さん。女性部の部員のほか、新聞「農民」読者や新日本婦人の会の会員など12人が参加しました。

 「畑丼」は、ナスやカボチャ、オクラなどの野菜に小麦粉をまぶして油で軽く揚げ、しょうがご飯にのせて、みりんとしょうゆを煮詰めた秘伝のたれをかけて、完成しました。

色鮮やかな花ずし

 「花ずし」は、白いすし飯やタタキ梅を混ぜ込んだピンクのすし飯を、俵型や丸形に握り、梅干しの漬け汁で色付けしたヤマユリの花びらや、梅干しに漬けた桜の花をのせたり、裏ごししたゆで卵の黄身をまぶしたりして、きれいに飾り付けて完成。
 見た目にもピンクや黄色の鮮やかなおすしは、味わいも繊細で、とてもおいしかったです。
 講師の伊東さんは、「花ずしはお母さんに教えてもらった味です」と話していました。
 (岩手県農民連女性部 久保田みき子