農民連女性部 加工グループ SNS講座 ファンを増やす!インスタ運用法(2024年09月30日 第1619号)
ターゲットを絞る発想に目からウロコ

農民連女性部の加工グループは9月6日、2回目となるSNS活用講座を開きました(写真)。講師は、事業活動などでのSNS活用の受託なども行っている、あかつき印刷の廣瀬さんです。
加工に取り組む農村女性は多いのですが、「販売先や宣伝方法などで手詰まりを感じている」との声が加工グループ内で上がり、スマートフォンを使って誰でも気軽に発信・宣伝できるSNS活用を学ぶ連続講座を開くことになりました。講座では、数あるSNSのなかでもとりわけ宣伝効果が高く、ヒット商品に結びつくことが多い「Instagram(インスタグラム)」を題材に学んでいます。
今回のテーマは「ファンを増やす!インスタ運用法」。
「商品の販売につなげるにはまず作っている人、つまり自分たちの魅力を伝えることが大切」ということで、プロフィールという自己紹介ページの作り方や、日ごろの情報発信の内容などについて、さまざまな団体・会社のインスタ発信を参考にしながら、実践的に教えてもらいました。
廣瀬さんによると、「大事なのは“なんとなく”で発信しないこと」とのこと。「食や農業に関心がある人・層にこちらの情報が届くように、受け手の興味関心に合った“刺さる”発信にしていくことが、ファンを増やすことになり、商品の購入にもつながっていく。色々なことをなんとなく発信して、誰にも“刺さらない”インスタページにするのではなく、見てもらいたい人物像をより具体的に思い描いて発信をすることが大切だ」ということでした。
参加者からは、「より多くの人に知らせるより、ターゲットを明確に絞るという発想にはびっくり」「なるほど、これはよく考えてみる価値はある」などの声があがり、「目からウロコ」のインスタ講座でした。