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参院岩手補選 市民と野党の共同候補 木戸口さん勝利

岩手県農民連も政策協定締結

政策協定を結んだ木戸口さん(中央)

 衆議院選挙と同時に行われた参議院岩手選挙区補欠選挙で、岩手県農民連は市民と野党の統一候補、木戸口英司さんと9項目にわたる政策協定を締結。政策協定を掲載する新聞「農民」岩手版を全会員に届け、「勝利のために力を尽くそう」と呼びかけました。
 二戸農民組合浄法寺支部では役員会で号外を配ると「裏金とか、秘書給与をだましていたりとか、許されない」と盛り上がりました。また、西磐井農民組合では会員を激励してまわると「米不足だけど、まずは田んぼやって食ってけるような世の中にしてもらわないと」と切実な声が寄せられました。
 木戸口さんは33万4914票(得票率65・94%)で当選を果たしました。選挙結果をうけ、岩手県農民連の久保田彰孝会長は「岩手の農業を守る私たちの議員として現場の声を大いに国政に届けてほしい。選挙勝利を力に、私たちの運動と組織をもっと大きくしていきたい」と意気込みを語っています。
岩手県農民連事務局長 岡田現三