恵みつながるサミットでオーガニック語り合う
「みのりの里しらにわ」がマルシェに出店
奈良・生駒

環境問題、農業、給食などの講演がありました
(農)農民連・奈良産直センターが運営する直売所「みのりの里しらにわ」は10月22日、奈良県生駒市の生駒北コミュニティセンターで開催された「恵みつながるサミット奈良~農と人、自然と街、あなたと私がつながる場所~」のおいしいマルシェに出店しました。
イベントは、市内でオーガニック給食を目指す保護者3人が企画し、主催は、生駒オーガニック推進協議会。環境問題・農業・給食などさまざまな方面からみたオーガニックについて、ゲストスピーカーが講演を行いました。

マルシェで好評だった「みのりの里しらにわ」の出店コーナー
その中でも都市部でオーガニックビレッジ宣言をし、米生産地の自治体と連携協定を結び、オーガニック米や特別栽培米を使用した給食の講演をされた大阪府泉大津市の南出賢一市長の話はとても興味深く、紹介された金芽米や発酵食品、オーガニック食材を使用した「ときめき給食」はとてもおいしそうで、視察に行きたくなりました。
講演終了後のマルシェでは、生駒市内生産者のいこま満天ファーム・山本昌史さん、ひらひら農園・平沢大さん、未来農業研究所・森田広幸さんが、「みのりの里しらにわ」の杉村出店長と一緒に、野菜作りや味のこだわりを伝えながらの対面販売を行いました。
「平日の開催なのに、県外からも大勢の人が参加していて、オーガニック給食の盛り上がりを感じました。生産者として協力したい一方で、課題もあるので、それをみんなで協力してクリアしていくことが必要」と山本さん。
参加者は179人で島根や福井など遠方からの参加者も。「いつもお店利用してます!」と常連のお客さんも多数参加していました。
(奈良県農民連北和センター 中島裕子)