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子どもたちが田んぼアートの稲刈り 暑さで水飲みながら、汗だくで刈り取り

山口・岩国

今年はオリンピックの五輪が図柄の一部に

 10月15日、山口県岩国市にあるわが家の田んぼで、地域の仲間と地元の小学校の子どもたちで毎年取り組んでいる田んぼアートの稲刈りをしました。雨が心配で、子どもたちには雨が降ってもいいような服装で来るように伝えましたが、雨は降らずに10月半ばにしてはかなり暑いくらいの好天気となりました。
 田んぼアートの絵が浮き上がった田んぼの中に入って、ドローンで記念撮影した後、さっそく稲刈りを開始。みどり米で描いた黒い縁取り部分を6年生が、中のヒノヒカリを5年生が担当し、作業を始めました。

ザクザク稲刈りさすがの6年生

子どもとおとなで力を合わせて稲の種類ごとに手刈りでがんばりました

 6年生はさすがで、昨年の経験からか「ザク、ザク」といい音で刈り進んでいきました。5年生も最初は「切れな~い!」との声もありましたが、すぐに慣れて、順調に刈り進んでいました。
 しかし、雨支度の服装と思わぬ気温の高さで、30分もすると「水休憩してもいいですか」と、次々と水筒タイムに。途中からペースが落ちてきて、おとなの出番が増え、私たちも汗ダクダクで刈り取りが終わりました。子どもたちも休み休みですが、少し時間をオーバーして終了。さわやかな笑顔で帰校していきました。

 (山口県農民連 世良輝久