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農のこころ 刃を入るるためらいもあり大白菜 井口ひふみ(2024年12月23日 第1631号)

 俳誌『みすゞ』から。冬野菜の代表ともなっている白菜は、漬物や鍋料理には欠かせない美味しさがある。今年は温暖化の影響もあって野菜作りも心配されたが、よく出来た大白菜は自慢できる。俎に載せても溢れる程の大きさである。しばし包丁を入れるのもためらうほど。さてどんな料理となるか楽しみである。