女性による女性のための相談会 困難抱え、孤立深める女性たち(2025年01月13日 第1633号)
人として扱ってもらえた おにぎり頬張る子どもの姿も
第8回となる「女性による女性のための相談会」が12月22日、東京・池袋の会議室で開催され、90件もの相談が寄せられました。
同相談会では、労働や生活、家庭・家族、心と体の健康などの相談を受け付けるだけでなく、カフェコーナーでお茶を飲みながら語り合ったり、女性たちが「ホッとできる場所」を提供しました。
全国の農民連女性部の会員からは、生鮮野菜や加工品などが提供されたほか、カフェメニューの炊き込みご飯のお米や材料なども提供。おにぎりやパンを黙々と頬張る子どもの姿もありました。
「ここにきて、人として扱ってもらえた。うれしかった。そういうふうに扱ってもらえるだけで元気が出るものなんですね」と笑顔で帰った若い方。「カフェでおなかいっぱい食べられた」「もっと色んな制度を教えてください」と前向きに話しかけてくれた方もいました。
物価が高騰するなかで、女性の生活苦は深刻さを増しています。次回は来年3月に開催予定です。