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産直移動販売 農民連ふるさとネットワーク 新鮮野菜・農産物加工品を販売(2025年01月13日 第1633号)

都内3カ所巡る
見沼田んぼ(埼玉)の無農薬野菜が大好評

左が浅子さん。道行く人もたくさん買ってくれました

 「埼玉の見沼田んぼでつくった新鮮な野菜ありますよー!」と威勢のいい声が街に響きます。
 2024年12月12日、農民連ふるさとネットワークは、全国の産直センターの農産加工品を都内の団体事務所に運び、産直販売を行いました。
 今年から始めた新たな試みで、この日は全国教育文化会館(千代田区)、東京労働会館(豊島区)、新日本婦人の会中央本部(文京区)の3カ所へ。埼玉農民連の浅子紀子さんが地元の見沼田んぼでつくった無農薬野菜も販売し、大好評。「サトイモはお正月料理に使うまで保存しておけますか?」というお客さんの問いかけに浅子さんは、「新聞紙にくるんで常温で置いておけば大丈夫ですよ。冷蔵庫に入れて冷やすのが一番よくないです」と説明。
 和歌山県紀ノ川農協のみかんや北海道「厚岸(あっけし)チーズをつくる会」のチーズなども好評でした。
 企画・担当の渡辺満広事務局次長は「農家による対面販売はお客さんといろんな話ができ、何よりも農家の励みになります。今後も続けていきたい」と話しました。