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能登の被災地に寄り添った復興を 石川県羽昨市共同支援センター 追悼と再生への夕べ

追悼と再生への夕べ。あいさつする藤野共同支援センター責任者

 能登半島地震被災1周年の1月1日、農民連も参加する「能登半島地震被災者共同支援センター」(石川県羽咋市)で「追悼と再生への夕べ」が行われました。
 能登半島の被災地や金沢市や富山県などから約80人が集まり、災害発生時刻の午後4時10分に全員で黙とうを捧げました。
 藤野保史共同支援センター責任者が「この1年で全国の皆さんからの支援に支えられ、被災者を訪ね共同の輪を広げ、行政との信頼関係も深めることができた」とあいさつ。石川県労連の長曽輝夫副議長、新日本婦人の会羽咋班の北川まち子さんらからのあいさつの後、農民連からは石川県農民連の宮岸美則会長のメッセージが紹介されました。
 来賓として日本共産党の井上哲士参院議員が国会報告と激励のあいさつを行いました。
 輪島、珠洲などから地震と豪雨災害の実情が報告され、農民連の米・野菜などの食料支援や炊き出しへ感謝も述べられました。政府に対し、被災地に身を寄せた復旧を強く望むつどいでした。