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茨城農民連女性部「ゆいの会」 総会兼ねてバス旅行 温泉旅館でたっぷり交流「外に出ることは大切だね」(2025年01月27日 第1635号)

 茨城農民連女性部「ゆいの会」は11月22日と23日、1泊2日のバス旅行総会を開催し、県連と4単組から11人が参加しました。
 バス移動中に開催した第32回総会では、活動報告、活動方針、役員選出等に加えて、スイス・ジュネーブで開催された国連女性差別撤廃委員会(CEDAW)報告審議に、農民連を代表して参加した県西農民センターの久保幸子さんからの報告もありました。
 宿泊した常陸太田市内の温泉旅館では、グランドゴルフや宴会場でのカラオケなど、とても盛り上がりました。同市の西山荘(水戸光圀公の隠居所)、日立市の御岩神社、ひたちなか市の那珂湊おさかな市場にも寄り、秋の県北地域を満喫することができました。

 

道の駅や直売所を精力的に視察

昼食をとったそば屋の前で(常陸太田市)

 観光だけではありません。直売所も精力的に視察しました。常陸太田市の「道の駅ひたちおおた」や、ひたちなか市の「JA常陸長砂ファーマーズマーケットここすな」を視察。どちらの直売所も観光客と地元客の両方が来店しているようでした。また、お菓子や乾き物はJA商品だけでなく、地元の小さな店のおしゃれなものも陳列されていて、特に若い女性に人気のようでした。
 また、紅葉のきれいな滝の前で、国際農民組織ビア・カンペシーナの呼びかけ「女性に対する暴力撤廃国際デー」プラカードを参加者全員で掲げて写真撮影し、全国連女性部に送りました。
 参加者からは「1泊2日なんてぜいたくすぎるかな、と思ったけど、他の単組の人ともたっぷり交流できて、参加して良かった」「地元や家にいるだけだと、ジェンダーも固定観念にとらわれちゃう。やっぱり外に出ることは大事だね」との感想が上がりました。(茨城農民連 荻谷祥子)