国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会（全国食健連）は１月９日、東京・新宿駅前で恒例の新春宣伝を行いました。
　ミカン５０キログラムをチラシと一緒に配布。一時は署名に並ぶ列もでき、４５分ほどの宣伝で４２人から署名が寄せられました。
　「日本は瑞穂の国なのだから、自給率を上げないと国が滅ぶ」と危機感をあらわにして署名した男性や、対話で署名に応じた女子高校生、たまたま市場の視察で徳島から来た農家など多くの人と対話が弾みました。
　食にかかわる仕事をしているという横浜市の坂庭誠さん（５２）は「輸入に頼らざるを得ない部分もあると思うが、米を輸出しながら国内では高騰させるなど、輸出入のバランスを国はきちんととってほしい。次世代の子どもたちのために生産基盤を残さなければいけない」と署名に応じてくれました。