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活動交流 ミニニュース 秋田・能代 米価で売上増えた 税金の要求に応えて3人拡大!(2025年02月10日 第1637号)

 秋田県の能代農民連では、税金の要求で新たに3人の新しい仲間を迎えました。
 加入した3人のうち2人は事務所に訪ねてきた方々で、1人はこれまで委託していた税理士が廃業し、税金の申告で悩んでいました。
 県連の小林秀彦委員長は、「今年は米価が1俵で2万4~5千円となり、JAも追加払いで、2万2500円で支払っており、近年より売り上げは1万円以上増えます。他県と同じように、多くの方が所得税の支払いや、消費税など、税金申告に不安を抱えて悩んでいます。近所の農家には、『農民連の記帳簿をきちんとつけて、一緒に申告しよう』と積極的に声をかけています。今、多くの農家に声をかけるチャンスです」と話しています。
 さらに、インボイスの問題も深刻です。制度をよく理解できないまま、売り上げ1千万円以下の事業者でも登録している農家がたくさんいます。この間、秋田県連では、県民商の事務局長を講師に学習会を開催してきました。
 小林委員長は、「申告目前の今は、税制度について一番関心が高まる時期。インボイス制度の学習を改めて行いつつ、廃止への運動も広げていきたい」と語っています。