活動交流ミニニュース 県連大会・懇談会で 短期間に会員1人、新聞読者4人拡大 山口県連

購読を訴える原田会長
山口県農民連の大会が1月26日に開催されました。県連大会とその前日懇談会で、藤原麻子事務局長が原田正暁県連会長とともに会員・読者を拡大し、農民連定期大会後、短期間で会員1人、新聞読者4人の拡大となりました。
原田会長は「農家に訪問にいくと、生産者は対話を求めていることを実感する。山口県連として、県内にいる1万6千人の農業従事者のうち、半数超の1万人に農民連として対話アンケートに取り組み、要求を集め、自治体、農協、農政局などに届けていこう」とあいさつしました。
世良輝久事務局長から「昨年は拡大目標には届かなかった。しかし全国大会以降の短期間の行動で会員1人、読者4人を増やすことができた。いま食と農への関心の高まりを実感している。学習会で農業者の実態を発信する活動にも取り組む。春の大運動とその後、通年を通して仲間づくりができるように、1万人アンケートに挑戦して組織拡大をはかろう!」と報告。
その後、グループ討論が行われました。
「5年ごとに農業センサスの調査で、私の集落は52軒が対象で訪問しているが、いまは自分を含めて2軒しか生産していない。環境保全やほ場整理で田んぼを大きくしても、個人の限界がある。担い手を作りたいと思っても今の所得では呼べない」「後継者問題では、家族の勤務体系を見ていると余裕がないので手伝ってとは言えない。農業予算を拡充してほしい」「新規就農者支援は、もっと金額を増やして。自治体職員が積極的に農家支援できる仕組みが必要。『対話』活動を本気でやっていきたい」などと語り合いました。