活動交流ミニニュース 意識的声掛けで読者は増える! 対話すれば要求が見える 長野・中信農民センター(2025年02月24日 第1639号)

2月1日の有機稲作技術講習会
長野県の中信農民センター堀金穂高支部の塚田孝雄さん(県連副会長)は、農林業センサスの調査で訪れた農業委員に新聞「農民」を拡大しました。
「実は農家の実情がよくわからないのでいろいろ教えてほしい」と話されたので、塚田さんから「それなら農政や地域計画のことも載っているこの新聞を読むのが一番いいよ」と勧めると快諾しました。
塚田さんは農民連第26回定期大会後、さっそく畜産の個人要望書をもって養豚農家を訪問。後日、事務所に届いた要望書には「飼料代が高騰しているが、24年は一時的に価格が上がったのでなんとかなっている。しかし後継者不足や豚熱など心配事が多い」と記載されていました。
2月1日には、松川村農民組合の会員が中心になって池田町で開催した「だれでもできる有機のイネつくり」・有機稲作の技術講習会に50人もの人が集まりました。
会場で、農薬不使用の米を長年栽培している、塚田さんの知人の女性が来ていたので新聞を勧めたところ快く購読しました。
9日には他団体の集まりで農家に購読を訴え、他の参加者からも「とてもいい新聞だよ」と勧められ購読しました。
塚田さんは、「新しい人を増やすには、“意識的”に取り組めば必ず成果になる。大会での各県の討論を聞いて、こちらから関係を持って対話していくことが、春の大運動で仲間を増やすために必要だと思った。新しい方針を実践できるように頑張りたい」と話しています。