活動交流ミニニュース 会員1人、読者3人拡大 農民連は「心のよりどころ」 福岡県農民連(2025年03月17日 第1642号)

9条の会での学習会
福岡県農民連の藤嶋嘉子事務局長は、県内各地で会員と新聞「農民」読者を増やしています。
福岡市の和白9条の会は、昨今の農業危機をうけ、学習会で初めて農業関係者を講師に呼びました。
藤嶋さんは「平和を守る運動と、農業は密接に関係しています。食料供給困難事態対策法が成立したが、これは災害対策ではなく、戦争準備の有事立法です。国民・農民のつくる権利、食べる権利を侵害するもので許されない。今の米危機は、戦争する国づくりに進む亡国の農政の結果です」と講演しました。
参加者は、「食を守る農民の運動を応援したい」とその場で新聞を購読しました。
別の日には、農民連の第26回定期大会の特集号を見た新日本婦人の会会員が、「知っている人が載っていたから、応援に読みますよ」と話して、購読することに。
別の日には、数年つながりがなくなり、脱退扱いになっていた農家から、「最近新聞が届かなくなったが、また読みたい。農民連にもう一度つながり直したい」と連絡があり、再入会!
藤嶋事務局長は「この方にとって、農民連は心のよりどころでした。だから再び連絡してくれた。これまで地域を歩いたら、時間が許す限り、会員さんの家に顔を出してきました。声をかけて歩くことで信頼関係は密接になる。地域に根ざして活動できるのが農民運動の強みです。春の大運動では、税金が中心ですが、農民の要求を大事にして、まだつながっていない人にも会いに行って、心のよりどころになるような活動をしていきたい」と話しています。