千葉県知事選 小倉正行候補 食ジャーナリスト・農民連運動を長年支援(2025年03月17日 第1642号)
県財政力生かせば 希望ある農業の実現 暮らし・福祉も豊かに
全国から広い支援を

訴える小倉候補
千葉県知事選挙が3月16日投開票でたたかわれています。
千葉県農民連は、「憲法がいきる明るい千葉県をつくる会」の小倉正行さん(72)=食ジャーナリスト、元国会議員秘書=を支持してたたかっています。小倉さんは、長年にわたり農民連運動にご支援いただいている方で、農業、食料、環境問題では願ってもない候補です。
千葉県は、県民1人当たりの福祉費は44位、老人福祉に至っては47位と最下位。また、教育費45位、医師や看護師数、保健師数も最下位クラスです。
その一方で、東京湾にもう一本トンネルを掘るとか、新湾岸道路建設など、大規模開発に金を注ぎ込むことは惜しまず、財界の要望そのままの県政が続いてきました。
首都圏の食料基地である千葉県では、20年余り農業産出額2位奪還を掲げてきました。しかし、現在は6位にまで落ち込み、実質的な農業の担い手である基幹的農業従事者は2015年から20年の5年間で23%(約1万5千人)減って5万人余に激減。そのうち65歳以上が67%、平均年齢は66・9歳です。
農業予算は構成比で2・8%、1位の北海道は6%、全国5位の財政力を生かせばどれほど希望ある農業が実現できるか、県民の暮らしや福祉が豊かになるか、小倉知事誕生に願いを託し、全力で押し上げなければと決意しています。
現職の熊谷県政は、異常な物価高で大変な時に水道料金20%値上げを公言しています。実現すれば全国2番目の高い料金です。どんな理由があろうともストップさせなければなりません。
「地場産の有機給食を」、「全国3位の耕作放棄地で飼料生産を」、「木更津駐屯地での日米オスプレイの拠点化撤回」、「幕張メッセでの武器見本市の中止」など、今こそ県民の暮らしを支える知事を誕生させるために、全国からのご支援をお願いします。
(千葉県農民連副会長 小倉毅)