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都内3カ所で産直市 農民連ふるさとネットワーク(2025年04月07日 第1645号)

安全・安心な農産物を直接買えるのがいい

対話しながら販売しました(全国教育文化会館)

 農民連ふるさとネットワークは3月13日、都内3カ所で産直市に取り組みました。日頃から運動で共闘する団体で働いている人たちや、建物への訪問客との対面販売で交流しました。
 完熟きんかん(宮崎)、肉まん(群馬)、ナチュラルチーズ(福島)、おかき(千葉)など、各地から寄せられた農畜産物や加工品が並び、茨城からは干し芋、草餅、手づくりこんにゃくなどを販売しました。
 埼玉農民連の浅子紀子さん(さいたま市)も駆けつけ、ミニトマト、ブロッコリー、放し飼い卵などを一緒に販売しました。
 1件目は、全国教育文化会館1階ロビー(千代田区)で行われました。
 福島県郡山市の彼岸桜を手に、全日本教職員組合(全教)中央執行委員の橋本千萌さんは、「毎回購入しています。決して安くはないけれど、安全・安心な農産物を直接買えるのはいいですね。学校給食の食材もこうしたいいものを使いたいですね」と話していました。
 全教副委員長の金井裕子さんは、「学校給食は教育の一環です。産地で安全な食べものがつくられるなど、農家・農業のことを学ぶのが食教育だと思います。農家とつながり、一緒に農業のことを考えていくためにも、今回の産直市は重要な機会です」と手応えを話していました。
 2件目は東京労働会館玄関前(豊島区)で、3件目は新日本婦人の会中央本部内(文京区)で行われました。