会員になって一緒にやろう 新規就農者が購読! 活動交流ミニニュース 静岡
静岡県農民連の吉川利明副会長は、新規就農者を訪問し、新聞を読んでもらうことに。
昨年11月に新規就農したIさん(30代)は、和歌山県で3年間、自然栽培を学び、静岡県で約1ヘクタールの放棄茶園を抜根し、みかん園を始めました。
Iさんとは、静岡県連の杉田素之副会長が開催した「寒茶(かんちゃ)交流会」で出会いました。
11月からの就農なので、「まだ売り上げがないから」と確定申告をするつもりがなかった1さんに、初期投資などを経費にできること、定額減税が受けられることなどを説明し、損益通算をやって申告しました。
吉川副会長から税金や農業労災などを紹介され、「会員になって一緒にやろう」と誘われました。
「こんなにいい組織なので、もっとみんなが入ってもいいですね」と1さん。会費にためらいながらも、農民連の活動には共感と期待が寄せられ、新聞購読でつながっていくことになりました。
吉川副会長は、「森の再生交流会など多様な市民活動に参加し、自己紹介を兼ねて新聞『農民』の見本紙を渡します。そうやって種まきをして、つながりを深め会員の対象者を探しています」と話しています。