原水爆禁止国民平和大行進 今こそ核兵器のない世界の実現を 出発集会開く(2025年05月19日 第1650号)

「核兵器のない世界を」と訴えて行進しました
被爆から80年、2025年の原水爆禁止国民平和大行進(東京―広島コース)の出発集会が東京都江東区の夢の島講演で開かれ、約600人が参加しました。
日本原水協代表理事の高草木博さんが開会あいさつ。「核兵器禁止条約に日本政府は参加すべきだというのが国民多数の声。非核平和の日本をつくることが世界平和への道につながることを訴えて歩き続けよう」と述べました。
連帯あいさつを第五福竜丸平和協会の安田和也専務理事が行い、「展示館は、核兵器をなくしたいというみんなの願いと運動で設立され、保存されてきた。原水爆のない世界実現のために力を合わせよう」と呼びかけました。
昨年、ノーベル平和賞を受賞した日本原水爆被爆者団体協議会のみなさんが壇上に並び、家島昌志代表理事が代表して連帯あいさつ。「核兵器のない世界に一歩でも近づくために、私たちも精いっぱいがんばる」と述べました。
参加者は、元気に行進に出発し、都内を歩きました。