2回目の「大和・令和の百姓一揆」開催 奈良 国民の食料確保こそが安全保障(2025年07月07日 第1657号)
米問題のチラシとわかり受け取る人も

訴える森本吉秀県連会長

マイクで訴える白川さん
第2回大和・令和の百姓一揆が6月20日、奈良市のJR奈良駅前で開催されました。奈良県農民連の生産者8人が参加し、米問題の新聞「農民」号外の配布と野菜の昼マルシェを行いました。
リレートークでは、参加した組合員がそれぞれ「農家の声」を届けました。米農家の白川武示さん(奈良市)は「今の米問題は、農業政策を根本から考える良い機会になっている。国がこれからの農業方針を持つことが大事。米を増産していけるように、農家が食べていけるように、国民の食料を確保する。それこそが本当の安全保障」だと訴えました。
チラシを受け取った方の中には「これは皆政府が悪いな!今度の選挙で決着つけなあかん!」と握手をしてくれたり、ビラの受け取りを拒否していた女性も米問題のチラシだとわかると「ほな、もらうわ」と受け取ってくれたり、笑顔で手を出してくれた男子高校生など、さまざまな反応がありました。
県農民連では、農家だけではなく消費者やさまざまな立場の方とともに、今後も百姓一揆を継続していきます。(奈良県農民連ニュースから)