税対部員養成講座・基礎編 連続講座がスタート 7月~11月 奈良・大阪合同で開催(2025年08月11日 第1662号)
税対部員の役割-- 税金の仕組みを知り納税者の権利を守る

奈良県農民連と大阪農民連との合同の税金対策部員養成講座・基礎編の連続講座が7月23日から奈良県明日香村でスタートしました(写真)。7月から11月まで月1回のペースで5回の開催予定です。
参加者はいずれも初めて税金対策部の活動に参加する人ばかり。
奈良県からは4人、大阪からは2人が受講しました。講師は奈良県農民連事務局長の水井康介さんです。
水井さんは「農民連がどうして税金に強い組織を目指すのか。金持ち・大企業優遇税制のもとで農家は複雑な税制度の中で納付しなくてもよい税金を納めすぎているケースが多分にある。農家一人一人が税金の仕組みを知り納税者の権利を守る。こうした農家を支援していくのが税対部員の役割だ」と強調しました。
受講者からは「自分の申告を自前でやってきたが、知らないことがいっぱいありそうだ」「まったく初めて聞くことばかり。農家の困りごとなどに関わりたい」などの声が出されました。