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消費税各界連 署名宣伝 あなたの一筆が社会を変える力に(2025年08月11日 第1662号)

シール対話に取り組む藤原事務局長(右)

 7月24日、消費税廃止各界連絡会が東京・新宿駅で署名宣伝を行いました。
 農民連の藤原麻子事務局長は、「みなさん、3食ちゃんと食べていますか? 携帯代も電気代ももう削れないから食事は1回という人もいます。農家は、猛暑の影響で肥料や資材もいつも以上に使っています。これに全部、消費税がかかっています。暮らし、生業を守るためには、今すぐに消費税の減税が必要です」と街頭の人々に署名を訴えました。
 選挙直後で長引く物価高の影響も相まって、1時間で11人分の署名、シール対話には24人が協力しました。農民連の芦野大地さんは、対話をしながら署名を集めました。
 「宣伝だけで本当に減税できますか?」と尋ねてきた38歳の男性も。
 「全国で取り組んでいます。いまあたなにも、声を届けることができた。請願署名は、正当な公文書です。この1筆には、社会を変える現実の力があるのです」と説明すると、快く署名に協力しました。