排外主義を許さない 東京・新宿で集会(2025年08月25日 第1663号)

多くの人々が集まった抗議集会
外国人への差別的な主張を繰り返す政党が伸長し、社会に排外主義が拡大していることに抗議する集会が8月1日、東京・新宿駅東南口広場で行われました。多くの人が集まり、階段の上で聞き入る人もいました。
集会では、「デマと差別が蔓延(まんえん)する社会を許しません」とアピールを発表し、集会を呼びかけた各界有志12人の一人で弁護士の太田啓子さんが開会あいさつ。「これから生きていく社会をあきらめたくない」と訴えました。
DJで音楽プロデューサーの沖野修也さんは、関東大震災での朝鮮人虐殺などをあげ、「デマと差別は人を殺す」と強調。「『デマと差別をなくそう』と口にすることで社会を前進させよう」と話しました。
参議院選挙直後に参政党への怒りの歌を発表したシンガー・ソングライターの春ねむりさんが歌唱。「自分は関係ないと思っている人にも関係あると思ってほしい。できることをやることが大事」と語りました。
立憲民主党、日本共産党、社民党、れいわ新選組の国会議員がマイクを握りました。