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島根でプレ百姓一揆 県要請と宣伝行動 県農民連 現場へ足運び、実態をよく見て(2025年08月25日 第1663号)

県庁前で訴える田食会長

多くのマスコミもつめかけ、県に申入書を手渡しました

 島根県農民連は8月4日、県に対し「米危機打開と島根農業を守るための申し入れ」を行い、懇談と県庁前での宣伝を行いました。テレビや新聞各社が報道しました。
 懇談では、参加した農民9人が全員発言。清原昭副会長は「水がなくて一日中田んぼの見回りをしている」と水不足の実情を報告。田食道弘会長は、「現場へ足を運んで実態の把握を」と要請しました。
 7月に農水省から着任した農林水産部長は「要望の方向性は県がめざすものとほぼ同じ」と言いながら、「自分のプランを持つ人を支援していきたい」と国の指針通りの回答にとどまりました。

かつてのつながりで読者拡大

 仲間増やしで、島根県連は8人の新聞「農民」読者を拡大。
 この日は、懇談に先立ち、農林水産部次長に拡大しました。半農半10の担当課長時代に、島根県連大会の記念講演の講師を依頼したつながりがありました。久しぶりの再会でしたが、購読の呼びかけに、快諾してもらいました。