排外主義NO!憲法生かそう基本的人権守られる社会を 総がかり「19日行動」に750人(2025年09月01日 第1664号)

「排外主義はノー!」と声をあげる
共同センターの参加者
総がかり行動実行委員会は8月19日、「排外主義NO!戦後80年、不戦の誓いを忘れず、憲法9条を実践しよう! ジ・エンド自民党政治・国会議員会館前行動」を行い、750人が参加しました。
憲法9条を壊すな!実行委員会の山口菊子さんが主催者あいさつ。「参議院選挙の結果は、自公の議席は減ったが、立憲野党ではなく、排外主義を掲げた政党などの議席が増えた。安保法制強行からもうすぐ10年。さらに運動の幅を広げなければならない。憲法を生かし、基本的人権が守られる社会をめざし、あきらめずにがんばろう」と訴えました。
八王子平和・原爆資料館共同代表の杉山耕太郎さんは「戦後80年ということもあり、3歳から高齢の方まで大勢の方が来館されている。八王子在住の被爆者の方が体験を話してきたが、今は1人になってしまった。夏だけの活動ではなく年間を通し活動している。みなさんにも来館いただきたい」と呼びかけました。
日本マスコミ文化情報労組会議(MIC)議長の西村誠さんは、参政党が神奈川新聞の記者を会見から排除した問題などについて話し「自分たちにとって都合の悪い記者を排除するもの。公党の動きは多くの人の関心事であり、市民の知る権利を著しく損なう。民主主義、ジャーナリズムを守るため力を貸してほしい」と呼びかけました。
不法滞在者は犯罪者なのか
反貧困ネットワークの瀬戸大作さんは「どこの国の人であろうと困窮する人たちを支援している。5月23日に入管庁の不法滞在者ゼロプランが始まり、参議院選挙後に強制送還が驚くほど増えている。事情があって自国を離れ、日本で難民申請が受理されず、おびえて暮らしている。連帯してともにたたかってほしい」と訴えました。
立憲民主党、日本共産党、社会民主党の国会議員があいさつしました。