西日本の女性部で初の交流会を開催 楽しいおしゃべりで大盛り上がり 最初は山口で(2025年09月08日 第1665号)


西日本4県の女性部員、総勢10人が7月28、29日、1泊2日の行程で山口県山口市に集い、初の「西日本女性部交流会」を開催しました。
交流会のきっかけは、今年2月に開催された全国の女性部総会で、西日本からの参加者が同じ部屋になり、おしゃべりがあまりにも楽しくて夜が瞬く間に過ぎ、「また機会を改めて西日本の女性部で集まって、おしゃべりしようよ!」と誰かが口火を切ったことでした。
みんな賛成し、「最初は山口で」と、こういう話はすぐに決まり、LINEアプリを使って詳細を相談しました。
初の試みでしたが、県内の女性部員にも声をかけると、「忙しさを押してでも参加したい」、「この日のためにブドウの袋掛けをやり終えて来た」、「車も出せるよ」と、山口から5人が、高知からは2人、奈良から2人、九州は熊本からも1人が参加しました。
農作業や農機具の情報も交換
一日目は新山口駅に集合し、昼食をとりましたが、周囲の迷惑も気にせず、にぎやかに会話が始まり、元乃隅神社へ参拝。二日目は金子みすゞ記念館と角島大橋を見て回りました。
自然と若者組、熟女組と車2台に分乗し、車中も大いに盛り上がっていました。
宿の夕食時には自己紹介もそこそこに、おしゃべりと食べることに夢中! 2次会も農作業の話などで、たいへんよい刺激になりました。
今回の参加者は、梨とブドウの農家が2人、ブドウ、文旦、ミカン、トマト農家が各1人、野菜、田んぼ農家という具合に果樹農家が多く、使用する道具などの情報を共有したりしました。
「規模を大きくすると収入も多くなるけれど、人件費や資材等にもお金がかかり、あまり良いことにならない」、「ブドウを30品種作っている」などの話を聞いて驚きました。それにつけても農家の仕事はそれぞれ大変なことが多い中、「みんなよくやっているな」と感心しました。
農民連の仲間ならすぐに仲良く
仲間が集まれば、おしゃべり、笑いありの2日間でした。ふだん顔を合わせていない人でもすぐに仲良く、楽しく話せるのは、農民連女性部の仲間だからこそ。次回は、奈良で会うことを約束して新山口駅で別れました。
(山口県農民連女性部 世良えみ子)