こんにちは ウチの女性部 元気 げんき! 福島・郡山地方農民連 菊地穂奈美(2025年10月13日 第1670号)
温泉で総会・さくらんぼ狩り
料理教室・買い物・視察研修
楽しい企画盛りだくさん
女性部の活動したいと農民連会員になる人も
毎年恒例のさくらんぼ狩り
いま、全国各地の農民連女性部が、それぞれの地域で、女性部ならではの多種多彩な活動に取り組んでいます。キーワードは「自分たちのやりたいこと」「楽しいこと」。このコーナーでは、各地の女性部の活動を、連載で紹介します。第1回は、福島県郡山地方農民連の女性部からの通信です。
こんにちは。福島県の郡山地方農民連女性部です。
この2年ほどで「女性部の活動がしたい!」と、2人が農民連に入会。地域のつながりで会員さんが声をかけてくれました。「やっぱり外に出ていくことは大切」
地域のつながりがそのまま農民連に…となるような、そして農民連の活動や女性部に出てきたことがない会員にも声をかけるきっかけになるような、そんないろいろな企画を、ちょこちょこ開催できたらいいな~と思っています。家の近くで開催されれば、多少忙しくても「ちょっとだけ」参加してもらえるかも?
…というわけで、例年になくアクティブな今年の活動の一部をご紹介します。
今年の総会企画は「種の交換会」
例年、だいたい3月に総会を温泉で開催し、一年の活動について話し合います。
今年の総会企画は「種の交換会」で、「主要農作物種子法」や「種苗法」について学びながら、持ち寄った種をワイワイと交換。懇親会でも話が弾み、春の農作業前に英気を養いました。「温泉で開催」というのが大切なポイントです。
さくらんぼ狩りは大イベントに
6月は、毎年恒例となった「さくらんぼ狩りツアー」を開催。
田植え後の6月になにか企画を、ということでスタートし、はや数年。大変好評で、毎年楽しみにしてくれている人も。
「俺たちも行きたい!」と、男性陣からも申し込みが殺到し、今では会員だけでなく、未来の会員なら誰でもウェルカムです。今まで会ったことのなかった会員さんが来てくれたり、家族で参加してくれたり、いいイベントに育ったなと思います。今では女性部の枠を超え、郡山地方農民連の一大イベントです。
さくらんぼ狩り、道の駅での買い物、視察研修まで、企画盛り盛りツアーとなっています。
お誘いはがきは女性会員本人へ
オニヤンマづくり。たくさんの人が来てびっくり
手作りした虫よけのオニヤンマ。これをブラ下げていると、虫よけになる!?
他にも、虫よけオニヤンマづくり、お花見交流会、減塩料理教室、目新しいところでいくとジェルネイル講座も開催しました!
一度でも女性部活動に参加し、一度でも名簿に名前を書いたもんならしめしめ…と、次の企画があるとはがきを出します。もちろんはがきも参加費の領収書もすべて本人宛て、です。
急な呼びかけにも関わらず、電話で5人をさっと集めてくれたり、近所で顔を合わせた時に「農民連から連絡来たかい?
行がねがい?」と声をかけてくれたりして、参加者が集まります。
農業のこと、生活のこと、健康のこと、農政のことまでおしゃべり。お茶を飲みながらお菓子を食べつつ、永遠にしゃべれますね! やっぱりまずは集まることが大切だな~と思います。
会員の声掛けが農民連を大きく
それもこれも会員さんの声掛けあってこそ。それは女性部に限らず、農民連でもそうです。それこそが農民連を大きくしていく力であり、農民運動を前に進める大きな力なのだと思います。
きっかけはなんでもいいのです。楽しい、それだけでいいのだと思います。
郡山地方農民連女性部は元気です!

